鹿児島出身の城さんは、高校卒業後、名古屋でコンピュータ関係の仕事に約15年間従事。長年の勤務を経て、好きな車関係の仕事に就きたいという想いや、子どもが誕生したタイミングも重なり、奥様の地元、越前市にある『北陸リトレッド株式会社』への転職を決断。すり減ったタイヤを再度蘇らせる「リトレッドタイヤ」の製造や、タイヤのリサイクル事業を手掛ける同社で、城さんは廃タイヤの受け入れ検査からタイヤの再生工程まで幅広く業務を担当。今年で入社6年目をむかえ、新たな仕事を任されることや周りから相談されることが増えたという。仕事に確かな手応えとやりがいを感じながらも、「先輩に追いつくため、人一倍の努力が必要です」と語る城さん。「取り扱うタイヤのラインナップは約400種類もあり、今後は製造だけでなく、生産計画等にも携われるようになることが目標です。そして我が社の販売シェアを全国、世界へ拡大していくことが夢です」。
中学から始めたバスケットボールは、市内のチームで、今もプレイを続けている城さん。「週に一回汗を流してリフレッシュしています」。また、6歳の双子と4歳の3姉妹を育てているイクメンで、週末は『だるまちゃん広場』で遊ぶことが多いとか。「コロナが落ち着いたら、家族5人で鹿児島の実家へ帰省したいです」と語る。仕事と育児に奔走する中、体も十分休まらないそうだが、そんなちょっと疲れた時の晩酌がまた格別なのだそう。
取材内容は2021年2月現在のものです。