高校を卒業後、別の仕事に就いていた竹内さんだが、「仕事だけでなく、プライベートも充実させたい」との思いから転職を決意。勤務条件や職場環境から働きやすさを感じ、『豊ファインパック』への入社を決めたのだそう。ポリ袋やビニール袋などの包装資材を製造する同社で5年目になる竹内さんは、国内で2社しか製造していない製品を担当。機械の稼働だけでなく、納期に合わせた生産工程の管理や、機械の故障時には突発的な修理まで担っている。同じ製品を担当する上司から「お前が一番の責任者だ」という言葉をもらい、「ただ仕事をこなすのではなく、考えながら仕事に取り組むという意識に変わりました」と語る。「経験を積んで、苦手な機械修理や電気系の知識も習得し、『竹内に聞けば安心だ』と言われる人物になりたい」と、目先の仕事だけでなく、さらにその先を見据えた課題と、自身の夢を教えてくれた。
車が好きで、以前はドライブも兼ねてよく県外に観光や食べ歩きに出かけていた竹内さん。「今はコロナウイルスのせいで、家の中で過ごすことが多いですね」と残念そうに語る。そのような自粛生活の中、「身体も動かせていないので、また運動を始めたい」と考えているようで、「職場の同僚や友人と一緒に、また菊花マラソンに挑戦してみるのも面白そうですね」と、以前ハーフマラソンを完走した時を思い出しながら、ワクワクした様子で話してくれた。
取材内容は2021年2月現在のものです。