大きなものを造るのが元々好きだったという國本さんは、福井農林高等学校在学中もビニールハウスを造るなどしていたそう。車に関するものにも興味があったことから、高校卒業後、タイヤ関連機械メーカーである『小野谷機工』に入社する。國本さんは、トラックやバスなど、大型車両向けタイヤチェンジャーの製造を担当しており、3年目になる現在、細かいパーツから全体の組み立て、組みあがった機械の最終的なチェックまで行っている。「経験を積んで技術が身につき、任される仕事が増えてきたことが嬉しいです」。周りから「仕事が早く、丁寧に出来ている」と評価してもらえることがモチベーションになっているそう。「今後は、いろいろな修理の仕方やトラブルの原因を探れるようになるために、社内だけでなく機械を販売した先に出向き、もっと知識も技術も伸ばしていきたいです」。