大学で設計データ制作の技法「CAD/CAM」を学び、そのスキルを活かした仕事に就きたいと考えていた朝倉さん。「自分のスキルを活かした“モノづくりの仕事”を、できれば地元で、と思っていました。越前市で「CAD/CAM」で設計した製品を作る今の仕事は、まさに僕の希望通りでした」。こうして入社した『近江化工』は、プラスティック製品の設計から成形・仕上げ加工まで一貫して行っており、朝倉さんはその起点となる金型の設計を担当。「とても重要なポジションで責任を感じています。PCに向かって仕事するだけでなく、クライアントの企業を訪問し、製作する製品について打合せも必要なため、コミュニケーション力も必要なんです」。朝倉さんは、依頼先からより大きな信頼を得ることを目標に努力した結果、昨年は社内の年間MVPを獲得し、表彰された。「これからもミスやトラブルを無くし、周囲から信頼されるような仕事を続けていきたいです」。
動物が大好きな朝倉さん。休日に、実家で飼っている愛犬を散歩するのがストレス解消法だ。犬を飼うのは初めてという結婚二年目の奥さんも、最近ではその魅力にハマりつつあるそう。また、奥さんの趣味が旅行であることから、一緒に出かける頻度が増えた。「3か月に一度くらい、大阪や京都などにも出かけます。お互いの好きなことを一緒に楽しめる関係が心地良いですね」。
取材内容は、2019年2月現在のものです。