「生まれ育った地元で愛着のある越前市に戻りたいと思っていたこともあり、県外に就職することは考えていませんでした」。県外の大学生活を終えるころ、生まれ育った越前市の就職を決めた垣内さんに迷いはなかった。発泡プラスチック製品の開発、製造・販売を行うこの会社に就職を決めたのは、理工学部で学んだことを活かすため。住宅建材などに使用されている同社の製品を街などで見かけることも多く、そのたびに「この仕事を選んでよかった」とやりがいを感じているそうだ。「当社のアットホームな社風も気に入っています。難しい仕事に取り組んでいるときなど、『自分のやり方で間違いないだろうか?』と不安になることもありますが、先輩や同僚が気にかけて意見をくれるので助かっています。これから後輩にも自分の経験をふまえて伝えていきたいですね」。
生まれ育った越前市をこよなく愛す垣内さん。「菊人形は毎年足を運んでいます。今年は武生中央公園がリニューアルして施設や遊具も増え、とても賑やかでした。子供の頃読んでいた、かこさとしさんの絵本をモチーフとした遊具を観たときにはワクワクしました」。また、越前市内の飲食店を食べ歩きするのも趣味の一つ。「まだ行ったことのない店を開拓するのが楽しいです。越前市三大グルメ※を完全制覇してみたいです!」
※越前市三大グルメ:ボルガライス、越前おろしそば、武生駅前中華そば
取材内容は、2017年12月現在のものです。