越前市、今立地区で創業した、カジュアルソファをメインに製造・販売を行うメーカー。今立で生まれ育った若泉さんは、こちらで「上張り」の工程を担当している。「一つの製品が出来上がるまで7つ工程があるのですが、『上張り』はその最後の行程にあたる部門。思い通りに製品を仕上げられたとき、自分の責任を果たした、という満足感を得られます」。手作業にこだわり、素材にこだわる同社。「商品一つひとつに対応した仕事をしなければならない。最近は皮の製品が多くなっています。伸び縮みがあり、難しい素材なんですが、『僕に任せておけば大丈夫』と言われるよう日々努力しています」。プライベートで遊びに出かけたときでも、ついインテリアショップに足が向くという若泉さん。「普段は直接お客様と接することはないので、ショップにはできるだけ行くようにしています」。
男の子二人の父親でもある若泉さん。長男5歳、次男3歳とかわいい盛り。休日は家族で出かけることが多い。写真はスキージャム勝山に気球に乗りに行ったときのもの。「最近は子どもが電車に興味を持ってきたので、米原駅まで新幹線を見に出かけたりしています」。親子で出かけ、みんなで笑う、それが一番のストレス解消法なのだそう。
取材内容は、2016年5月現在のものです。